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ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式の違い

皆さんこん◯◯は。まるさんです。

今回はドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式についてお話しします。

ドラム式洗濯乾燥機には大きく分けて2つの乾燥方法があります。
順に説明とメリットデメリットについて書いていきます。

ちなみにまるさんは両方の方式を使用した経験があります。

乾燥方式の違い

ヒーター式

ヒーター式は内蔵されたヒーターで空気を温め乾燥させる方式です。

乾燥温度は80度前後となりかなりの高温です。
高温故に衣服の痛みや縮みが発生します。

乾燥中は高温になるので基本的に途中で洗濯物を出すことが出来ません。
十分冷却されるまでドアにロックが掛かります。

また機種にもよりますが乾燥時にも水を利用するので水道代が余分にかかります。

メリットは高温で乾燥させるのでバスタオルや厚手の服もしっかり乾かせることです。

また構造が簡素で小型化しやすく、特に省スペース型の洗濯乾燥機でよく見られます。
故に価格も控えめな機種が多いです。

デメリットはヒーター稼働で結構な電気を使うことと衣類の縮みが大きいことです。
特に靴下等はかなり縮みます。これ履けるの?レベルまで縮むことも。

ヒートポンプ式

ヒートポンプ式は槽内の空気をヒートポンプ(熱交換器)で温風に変え乾燥させる方式です。
60度前後の温風で乾燥させるため、衣類は縮みにくくやさしい乾燥が可能です。

またヒーター式に比べ消費電力が少ないです。

メリットは衣類の縮みが少なく優しく乾燥可能で消費電力も控えめ。

デメリットはヒートポンプユニットの寿命が比較的短く長期保証に加入しないと修理代が高く付くことです。

またヒートポンプユニットがそこそこ大きく、洗濯機自体も大型になり小型モデルには搭載が難しい点です。
価格もそれなりに高くなりがちです。

ヒートポンプユニットは長期間の使用で埃が付着し、時間の経過で乾燥能力が低下します。
特に毎日洗濯される方は寿命がかなり早いと考えられます。

使用頻度にもよりますが大体2年前後でヒートポンプユニットの交換が必要です。
当方週3~4回の洗濯頻度ですが、購入4年で2回ユニット交換しています。

修理に来られた方にも聞きましたが、これは仕方ないことでユニット交換はあって当たり前とのこと。
交換用ユニットも中古品をリフレッシュしたものが多いそうです。(新品と性能差は無し)

ですのでヒートポンプ式を購入するときは長期保証加入が必須です。

まとめ

ヒーター式は直接火に近づけて乾燥、ヒートポンプ式はエアコンの除湿のようにまったり乾燥、こう言いかえるとわかりやすいかな。

もし私が勧めるのであれば間違いなくヒートポンプ式です。
価格は高いですが、長い目で見たら間違いなくお得です。

但し設置スペースの関係でヒーター式しか選択肢が無い方もおられますよね。
その際は乾燥時の消費電力を確認して、少しでも電気代が安くなる機種を探してください。

そしてドラム式洗濯乾燥機はヒーター式でもヒートポンプ式でも必ず埃が発生します。
どれだけ毎回掃除しても見えない奥深くに埃はたまっていきます。
埃の蓄積で100%乾燥能力は低下します。

そうなるとメーカー修理必須になるので、必ず長期保証には加入しましょう。

ちなみに長期保証加入していればメーカーにもよりますが、基本料金・部品代・出張費全て0円です。(経過年数で料金発生する場合あります)

長期保証非加入、もしくは保証期間切れですとヒートポンプユニット交換のみで基本料金・部品代・出張費で4万円前後、他にも故障や部品交換が必要であればそれ以上の費用が必要となります。

私は長期保証に加入していましたので、1回目の修理はヒートポンプユニット交換のみで無料。2回目の修理は他の部品も交換が必要とのことでヒートポンプユニット・モーター・ドラム全て交換しても無料でした。ほぼ新品になりました!

買ってよかったモノ上位に君臨するドラム式洗濯乾燥機。個人的に買ってよかった家電No.1です。

一度買えば長く使えるので絶対妥協せずケチらず納得できる機種の購入をオススメします。
ちなみにおすすめするメーカーはパナソニックと日立です。特にパナソニックは私も使っていますが素晴らしいです。

まるさん
まるさん

最後に一言。ここ最近ドラム式洗濯乾燥機は指定価格制度の対象となっており、値引きはほぼ期待できません。
洗剤等おまけの品を狙っていきましょう!

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