こん◯◯は、まるさんです。
今回は結構レアな案件に出くわしたので書いてみたいと思います。
ロレックスはデジタルじゃない?その通りですが、あの精密な構造にはデジタル技術必須なのでお許しを!
3部作になる予定です。
ロレックスとの出会い
何気ない父の一言
久々に実家に帰ると父から話があると呼ばれる。何?と机に向かい合って座ると、目の前に1本の時計を置かれる。
そこには少し黒ずんだ古い時計。手に取ると文字盤にはROLEXと書かれている。
「この時計、兄貴の形見でもう10年使ってきたけどお前に形見としてやる」
昨年母が亡くなった時形見と呼べるものが何もなかったので、父は生きているうちに何かしら形見として渡したかったらしい。
時計は今使ってるPixel Watch2で十分間に合ってる。でも父の兄(伯父さん)には小さい頃からめっちゃ可愛がってもらって恩もある。
若くして病気で亡くなった伯父の形見と聞いては受け取らない訳にはいかない。
「わかった、大切にするよ」そう告げて2代に渡り愛されてきたROLEXを引き継ぐこととなった。
さっそく装着してみた
時計を受け取ったのは良いが、これからどうすればいい?そう考えつつも腕にはめてみる。
「うん、サイズ小さすぎて厳しいね」
そうです、私の手首は太く全然サイズが足りません。無理やり装着するも、糸に縛られたチャーシュー状態。
装着して手首に力を入れると自動的に外れる始末w
これはアカン、使うの無理や。そう思いよく調べるとクラスプ(バックル)の部分で少し調整が可能のようだ。
さて?どうする?
情報収集の旅
知り合いの時計店に相談
時計は時を刻むこと無く止まっている。どうやって時刻&日付合わせするのかもわからぬ。
そして腕にもはまらない。
困ったときは専門家に聞くのが一番!そこで知り合いのやっている時計店に持ち込んでみる。
「お久しぶりです、形見で時計を貰ったのですがどうすればいいかわかりませぬ」
まずはサイズ調整。クラスプ(バックル)のピンをずらして多少サイズアップ可能とのこと。MAXまで広げてもらう。
そして時刻と日付も合わせてもらった。
「MAXまで広げたけどまだキツイと思う。コマあれば追加してサイズアップ出来るよ」
裸で貰った時計なので本体以外何も無い。コマ買わないとあかんなぁ、と思った。
「時刻合わせておいたけど、リューズが固くて回りにくいからオーバーホール出したほうが良いよ」
ん?オーバーホール?メンテナンスか~。多分父はメンテナンスになんか出していないだろうしやってみるか。
丁重にお礼を告げて店を後にした。(ちなみに無料でやってくれました。感謝!)
オーバーホール???
オーバーホールしたほうが良いと言われても???
そこでググって情報収集。オーバーホールは日本ロレックスが実施する正規オーバーホールと、民間でやっているオーバーホールがあるらしい。
オーバーホール料金にもかなりの差があるらしく、正規オーバーホールはそこそこ高く、民間オーバーホールは正規に比べて半額~7割程度の費用らしい。
どちらもパーツを全て分解して洗浄し、注油とタイミング調整はしてくれるらしい。希望すれば研磨も可能とのとこ。
時計自体かなり劣化が見られるし、ここは一度日本ロレックスに問い合わせをしてみよう。
日本ロレックスのサービスカウンターは大阪にあり、修理等も大阪で行っているようだ。早速サービスカウンターに電話してみた。
電話口ではとても丁寧な対応をして頂いた。オーバーホールは直接ロレックスサービスセンター大阪へ送付する方法と、店頭で確認してもらってから大阪へ発送する方法があるとのこと。
色々店頭で聞いてみたいことあったので、近場に相談できる店舗がないか確認してみる。
するとJR名古屋タカシマヤ ウォッチメゾンを紹介された。そこなら近いしすぐに行けそう。
早速私はJR名古屋タカシマヤ ウォッチメゾンへ向かった。
しかし・・・そこで見たものは・・・
次回、見積り編へ続く