こん◯◯は、まるさんです。
先日加湿器ネタをXにてポストしたところ、複数の方から相談を頂きました。
そこで今回は加湿器の種類や性能、メリット・デメリット、そしてまるさんのおすすめ機種を書いていきたいと思います。
加湿器や加湿空気清浄機は毎年新モデルが発売されますが、中身はほぼ変わりません。
高い新モデルを買うのではなく安い旧モデルを積極的に狙っていきましょう!
目次(タップで飛べます)
加湿方式の種類
加湿器には4種類の加湿方式があります。どれもメリット・デメリットがあるので自分に合った方式を選ぶのが大切です。
なおまるさんは全ての方式の加湿器を所有しています。実際使ってみての感想になります。
超音波式
超音波でミスト(霧)を発生させるタイプです。構造がシンプルでデザインも色々なものがあり、部屋のイメージに合わせて機種選択が可能です。
メリット
・価格が安い。構造が簡素なため低価格です。
・電気代が安い。水を加熱しないので電気代が安く済みます。
・コンパクトでデザインも色々ある。アロマオイルを使用可能なモデルも多い。
デメリット
・雑菌を放出する可能性がある。手入れを怠ると汚れがそのまま空気中に放出されてしまいます。
・カルキ(白い粉?)が付着する。放出された水が物に付着して蒸発した場合、白いカルキ跡が残ることがあります。
超音波式まとめ
デザインセンスが素晴らしい製品もあり、価格も控えめで手を出しやすい方式になります。
しかし手入れを怠ると汚いミストが部屋中に撒き散らされてしまいます。
しっかり定期的に掃除をされる方であれば問題ありませんが、掃除めんどくせーって方にはおすすめしません。
カルキの付着も嫌ですね。
まるさんは掃除嫌いなので超音波式は買いません!
スチーム式(沸騰式)
水を加熱して蒸発させて加湿するタイプです。常にポットのお湯を沸かし続けると書けばわかりやすいかな。
加湿力が強く水を沸騰させるので雑菌の繁殖も抑えられます。清潔感ではナンバーワン!
象印が圧倒的シェアを確保しています。見た目もポットそっくりだしねw
メリット
・水を沸騰させるため雑菌の繁殖が抑えられる。多少手入れサボってもキレイな蒸気が放出されます。
・他の方式より加湿力が強い。直接ヒーターで水を沸騰させるので加湿力がかなり強いです。
・フィルターがないので消耗品にお金が掛からない。但しクエン酸洗浄だけは必須です。
・部屋を暖める効果もある。水を沸騰させ温かい蒸気を作るので、部屋を暖める効果があります。
実際は沸とうさせた清潔な蒸気を、約65℃まで冷まして放出し加湿しています。(象印)
デメリット
・常にお湯を沸騰させている状態なので電気代が高い。
・そこそこ熱い蒸気が出るので小さな子供が居る家庭では不安がある。
・加湿能力が高すぎて窓の結露や壁紙にカビが生えることがある。微妙な加湿能力の調整が難しいと感じました。
・手入れを怠ると内部や噴出口付近にカルキが付着し取れなくなる。タンク内がカルキで真っ白になるよw
・価格が高い。見た目ポットにそっくりなのに結構高い。
スチーム式(沸騰式)まとめ
加湿能力が高く雑菌の飛散も抑えれるので、手入れをしっかりされる方にはおすすめの方式です。
まるさんも少し前まではメインで使っていました。
しかし加湿力が高すぎて寝ている間に窓から流れ落ちるほどの結露が発生し、家具の裏側の壁紙にカビが大量発生してしまいました。
加湿力が高すぎる故の弊害ですね。電気代も高いので今は使っていません。
気化式(ヒーターレス)
水を含ませたフィルターにファンで風を当てて加湿するタイプになります。
水に濡らしたバスタオルをバタバタ振っている、そんな感じ?w
メリット
・ある程度の加湿力がある。見た目以上に加湿能力が高いです。スチーム式には劣るけど超音波式よりは強いと感じました。
・電気代が安い。ファンを回す電力しか使わないので電気代が安いです。
デメリット
・加湿力を上げるとファンがかなりうるさくなる。加湿力を上げるにはファンの回転数を上げるしかありません。強モードだと結構うるさいです。
・フィルターの手入れが大変。フィルターにカルキが付着してしまうので、定期的にクエン酸洗浄が必須。ファンの空気取り込み口のフィルター清掃も必要です。定期的に交換も必須。
気化式(ヒーターレス)まとめ
現状気化式のモデルはあまり見かけない気がします。次に紹介するハイブリッド式が気化式を更に発展させた物になるからです。
気化式のことは忘れて次に紹介するハイブリッド式に行きましょう!
ハイブリッド式(加熱気化式)
まるさんイチオシの方式になります!気化式にヒーターを組み合わせた物になります。
ヒーターで温めた風を水を含ませたフィルターに当てて加湿する方式です。ヒーターを搭載しているので電気代は少し上がります。
但しヒーターを停止させることで気化式と同等の性能にすることも可能。寒い時だけヒーターオンで暖かい風を出すことも可能です。
メリット
・ある程度の加湿力がある。部屋を温めつつの加湿も可能。
・スチーム式よりは電気代が安い。ヒーターを使わなければ電気代はかなり安くなります。
・モデルによっては上部から直接水を補給可能。これめっちゃ重要です。毎回タンクを外さなくてよいのは便利!
デメリット
・加湿力を上げるとファンがかなりうるさくなる。加湿力を上げるにはファンの回転数を上げるしかありません。強モードだと結構うるさいです。
・フィルターの手入れが大変。フィルターにカルキが付着してしまうので、定期的にクエン酸洗浄が必須。ファンの空気取り込み口のフィルター清掃も必要です。定期的に交換も必須。
ここは気化式と同じですね。
・ヒーターが搭載される分、気化式より価格が高くなる。スチーム式と同等の価格帯ですね。結構高い。
ハイブリッド式(加熱気化式)まとめ
加湿力が十分あり、機種によっては手入れも容易。現在まるさんはこの方式を使っています。
実際ヒーターオンにすることはほとんど無く、気化式と同等の使い方になっています。故に電気代も安い!
フィルターにカルキが付着するのは避けられないので、定期的にクエン酸に漬けて清掃しています。
フィルター交換(数年に1回)の費用も掛かるので、ちゃんと手入れ出来る方ならスチーム式でも良いかも。
各方式のおすすめ機種
スチーム式(沸騰式)
象印 EE-RT50
スチーム式と言えば象印!
タンク容量は3リットル、定格加湿能力は480ml/h。消費電力は410~985W。お湯を沸かす際に大量の電力を消費します。
タンク容量が小さいモデルもありますが、給水の手間を考えたら大きいこちらのモデルを買うことをオススメします。
安全面も配慮されておりふた開閉ロックや転倒湯漏れ防止構造が導入されています。
しっかり手入れをされる方であればこの機種がおすすめです!
ハイブリッド式(加熱気化式)
シャープ HV-S75
まるさんも使用中の超オススメモデル!プラズマクラスター7000搭載。カラーはブラウンです。
タンク容量は4リットル、定格加湿能力は750ml/h。消費電力は12~335W。まるさんは静音モードで使っているので最小の12Wです。
静音モードでもしっかり加湿してくれます。このモデルの最大の特徴は上部から直接水の補給が可能なことです。
鍋に水を入れて直接注いでいます。これがマジで便利!毎回タンクを外してキッチンで給水しなくて良いのは助かります。
またパーツがかなり簡素化されていて取り外しも可能。故に清掃がめっちゃしやすいのも大きなポイントです。
今まで色々な加湿器を使ってきましたが、これに勝る機種は存在しません。迷ったらこれ買っとけレベルです。
まるさんが心からおすすめできるのはこの2機種となります。めんどくさがり屋はシャープを買うことをオススメします!
加湿空気清浄機はどうなの?
まるさんは加湿器と空気清浄機を分けて使っています。空気清浄機に加湿機能を内蔵したモデルもありますよね。
今回ブラックフライデーセールで値下げされていたシャープの加湿空気清浄機「KI-RX75」を購入しました。
こちらも空気清浄機に加湿機能が搭載されたモデルです。でも加湿機能は使わないですw
手入れめんどくさいんだもんw パーツ外して清掃、タンク外して給水、あ~ぁ、めんどくせぇw
手入れをしっかりされる方であれば加湿空気清浄機でも全然問題ないと思います。
まるさんは3台加湿空気清浄機使っていますが、3台とも加湿機能は一切使っていません。
何故?手入れがめんどくさいからです。加湿空気清浄機の加湿機能は少ないスペースに考えて取り付けられています。
故に清掃がめんどくさいと言うデメリットが存在します。
加湿空気清浄機はしっかり手入れしておけば素晴らしい加湿性能を発揮します。
しかし手入れを怠れば汚い水が部屋中に放出されることとなります。みんなそこまで手入れしないよね?w
まるさんはめんどくさがりなので、空気清浄機は全て自動フィルターおそうじ機能付きを使っています。
自動お掃除機能付きだと必ず加湿機能も付いてるんですよね。加湿機能のない自動おそうじ空気清浄機出たら欲しい!
加湿器のタンクは手入れを怠ると必ずヌメリが発生します。ヌメヌメ水を部屋に放出、考えただけでおぞましい・・・
ですので加湿器は手入れの簡単なものを使用、空気清浄機の加湿機能は使わない、完全に分けています。
しっかり掃除するよ~って方であれば2つの機能が1つにまとまった加湿空気清浄機おすすめです!
まとめ
今回は加湿器について熱く語らせて頂きました。
もし買うのであればまるさんおすすめの2機種のどちらかを選べば特に問題なく使えると思います。
加湿空気清浄機が良いって方はまるさんと同じ機種がお買い得です。
結局手入れをしっかりやるかやらないか?これで運命が決まるのですw
まるさんの環境ですと加湿器を使わないと冬場は湿度が30%以下まで落ち込みます。
部屋の快適な湿度は60%前後と言われています。湿度が低いと喉や肌の乾燥、静電気の発生、そして何よりウイルスが浮遊しやすくなってしまいます。
適切な湿度を維持することで風邪等の病気を防ぐ力にもなります。
加湿器購入で悩んでいる方の力になれたら嬉しいです!
部屋の湿度管理重要!